築70年のお家

こんにちは、群馬県 太田市 デザインリノベ ienowa(イエノワ) 桑原です。

築70年の家リノベーションはじまりますっ。

築70年なので増築や改築はしてありますが、骨組みにまで解体して造り替えます。
天井とか梁とか建具とか立派なもので今これを作るとなるとなかなか高価なものの様ですし、この古びた味のある感じを残しつつ古民家リノベが出来たらなと思っております。

増築部分も活かしつつ、減築もします。

洗濯機置き場のある細長い空間は減築

ここを減築する理由としては設計上無駄で使いにくい空間が出来てしまうのと、外部がかなり隣と近いので思い切って無くします!

現状の玄関。

床までが高いので式台があります。
…! 式台の奥に隠し(?)扉がっ

昔は収納、下駄箱とかだったんでしょうか。スペース活用が素晴らしいです。

とても趣のあるお家です。現代のお家よりはやはり天井高さは低めです。だからよりかわいらしいのでしょうか。

いよいよ解体が始まります!

軒瓦の先に巴紋が入っていて洒落てます(お花の模様かと思った)

解体のようす

骨組み残しの解体

こんにちは、群馬県 太田市 デザインリノベ ienowa(イエノワ)桑原です。

今回は平屋住宅の解体。桐生市相生町モデルです。
古いところは解体して、活かせる柱や骨組みは残して新しいイマドキの住宅に生まれ変わります。

簡単に外せる畳や建具(ドア・引戸)などはすでに取り終わっていて、内部の柱や間柱、床下地天井などを剥がしてゆく

天井解体と床解体

こんなかんじで床下も天井裏もあらわに

元々壁に向かってキッチンだったところ
梁も真っ直ぐではないのが年代を感じます

内部の解体が終われば後は外部の解体

玄関の床タイル剥がし
屋根の板金剥がし
破風剥がし

というわけで解体は順調に。
ちょうど同じような角度からの写真で見くらべ。

解体中
解体後

さあ、解体する限界(活用する柱とか梁とか野地板、垂木とか残しで)はこちら

道路側から玄関のあたり
家の内部から道路がわを

さらに道路との境目を隔てているブロックと門を撤去しました。

すっきり。車も入りやすい。
BEFORE/解体前のブロック塀画像は Google先生から拝借
解体後
解体前

解体前のお家もレトロでなかなか可愛かったんですよね~。
室内の様子も以前のブログでいろいろ触れておりますが

玄関周りの石貼りがなんともレトロでよかったです。(解体しちゃったけど)

あと、なんと内部にも使われていました。

なかなか攻めた配色ですがこれもレトロってことで片付け…いや味があるってことで。

外壁のプレートには「カルストーン」って書いてありました。見た目も軽石みたいだし、軽石ストーンなのかなーって勝手に思ってます。

リノベモデルの屋根

外構ブロック工事

こんにちは、群馬県太田市 デザインリノベーション ienowa(イエノワ)桑原です。

いよいよモデルが動き出しました。
…が、まずは外構ブロック工事です。かなり古いのと、向こう側は崖地という立地なので安全のため先にこちらから。

右側のブロックをつくり替えます

重機と職人さんたちの手によってあっという間に解体され

配筋をしています。あらためて見るとブロック塀がないとこ~わ~い~~。

ブロックが3段積まれ、すこし安心感。

上部にフェンスが設置されましたー。これでめっちゃ安心。

向こう側の下から見てみるとこんな感じ。

こちらはBEFOREーAFTER
これで安心、さらにお家の中からの眺めもさらに良くなるでしょう!

BEFORE ブロック塀
AFTER ブロック塀とフェンス

これでブロックフェンス工事は完了です。

次回はいよいよ室内の解体から始まりますー。

骨組み残しの解体

リノベのモデルハウス

こんにちは、群馬県太田市 デザインリノベーション ienowa(イエノワ)桑原です。

先日、リノベーション予定の中古住宅へ、スタッフみんなで行ってきました。
と、いうのも「地鎮祭」といいますか、家がすでに建っているので「ご祈祷」になるんでしょうか。お祈り&お祓いをしてもらいまして、さらに解体もしてきました。

解体といってもそんな大げさなことはできないので

お風呂のタイルを剥がしてみたり
建具を外してみたり
収納内部を解体してみたり
懐かしのアコーディオンカーテンを外してみたり

このお家は築47年。昭和51年(1976年)に建てられた住宅ですが、レトロな雰囲気でなかなかカワイイです。

レトロ柄のクッションフロアとか
パーケット床とか
扉裏についたレトロミラー
大工さん?手作りパイプハンガー

なんだか昔見たことある!おばあちゃんちにあった!実家でみたことある!みたいなオンパレード。昭和を懐かしむ。

和室が二間続きな感じとかはこのくらいの時代の中古住宅あるある。

さて他にもなつかし萌えポイント。

木を4方に貼った部屋とか
下半分くもりガラスでキラキラ模様ついてるやつ
レトロ換気扇の色分けスイッチ
扉面にもシンクにもサンウェーブのロゴ
なぜにそこからペンダントが、の照明
チャイム音がなる宝石箱
部屋ごとに違うオシャレスイッチプレート

レトロカワイイお家でこのまま活かしたいところですが、なにしろこの時代のお家は断熱がほぼ無し!です。冬は寒くて、夏は暑い、エアコンも効きが悪いお家では、お家で快適に過ごすことはかないません。そしてさらに今の時代に合った暮らしやすい間取りに。

というわけで、フルリノベーション工事をして、性能向上させたお家に生まれ変わります!

外構ブロック工事

増改築リノベーションーその9(完)ー

こんにちは、群馬県太田市 デザインリノベーション ienowa(イエノワ)桑原です。

増改築リノベーションI様邸の完成の様子がこちらですっ。

リビングからダイニング
BEFORE

LDKは元の床をすべて撤去して張り替えました。腰壁も撤去してすべてクロス張替え。

TVの背面は深緑のアクセントクロス
ダイニングの吹抜天井に木目のアクセントクロス

アクセントクロスが入ることにより目線が上に行きやすくなるので抜け感を感じられてより広く軽やかな空間になりました。

玄関ホールも同様に

玄関ホールの吹抜
元トイレを収納にチェンジ

こちらも明るく軽やかに、玄関の横にオープンの収納を設けてより使いやすく。アールの開口がアクセント。

そして増築部分と併せて新設したトイレがこちら

トイレの背面にウイリアム・モリスのアクセントクロス
トイレ内にある手洗いスペース
アールがかわいいニッチ収納棚
ゴールドでクラシックな手洗いボウルセット

そして洗面脱衣室からお風呂

造作洗面台(カウンターW1500)
ガラス張り仕様スパージュ(LIXIL)

お風呂は入り口ドアも含めガラス張り仕様。1.25坪なので元々広めですがより開放感があって気持ちよさそうです。

お風呂内からの眺め
間接照明と石張りタイルがカッコいい
肩湯とスポットライトも

そして造作の洗面化粧台

正面のヘリンボーンタイルがステキ
洗面横の背面側にも収納棚
広めのボウルと引き出せるシャワー水栓
奥行浅めの収納は扉付ですっきり

完成直後に写真を撮らせていただきました。

先日伺ったときに
こんな感じでカゴを入れて棚を使ってます。吹抜の木目のクロスがステキで良かった。お風呂の肩湯が大好評です。トイレの照明が人感センサーなので消し忘れがなくて良かった。など感想をいただいて、わたしたちもうれしい限りです。

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